2012年3月27日火曜日

2012/3/26 阿蘇の旅

唐津で自分でひとつひとつ家づくりをしながら暮らしている素敵な女性がいます。
敷地にストローベイルハウスづくりに挑戦するという魅力的なお話しを聞きワクワクしているうちに、気が付いたらその準備のための阿蘇の旅にお供していました。




藁をギュッと凝縮したカタマリを積んで行って土台を作り、
その上から泥を塗って固めて壁にするらしいのです。




その泥を塗る作業、子ども達がやったら楽しそう。彼女も子どもも遊びながら出来るはずって言うので、土壁塗りワークショップが実現したらいいな〜っと企んでいます。実現するといいな。



2012年3月20日火曜日

2012/3/19 保育園に椅子を返しに行くの旅

レッジョの展示驚くべき学びの世界展の展示会場で使わせていただいた椅子を返しに、
市内5カ所の保育園を巡りました。
地域の保育園や小学校との繋がりを広げられるようにお借りした椅子達。お疲れさまでした。子ども達が使っている椅子達は、そこにあるだけで何かを語っているように思えました。ありがとう。


      そしてご協力して下さった保育園
香椎保育所
千代保育所
那珂保育所
南庄保育所
姪浜保育所
                     の皆様ありがとうございました。

                       




2012年3月18日日曜日

2012/3/17-18 いのちの映画祭託児

高宮のアミカスで2日間にわたり『いのちの映画祭』が開かれました。
1日目は『川口由一の自然農というしあわせ』『祝の島』『第4の革命』の3本、2日目は『チェルノブイリハート』『ミツバチの羽音と地球の回転』の2本という豪華な内容。


この映画祭の主催人の中村隆市さんが、福岡で毎週月曜日に行っている原発の勉強会に一度参加させていただいた事があり、その出会いがきっかけで託児の依頼の声をかけていただきました。隆市さんの声を荒げずにじっくり一人ひとりと対話して行こうという姿勢に強く感銘を受けたのと、その会に参加されている人達の真直ぐな姿勢に感動し、自分の出来る事なら何でも力になりたいと思い、託児の依頼を受ける事にしました。


一本一本の映画の後に、感想をシェアする時間を設けている事が素敵でした。
意見が違ってもいい。それぞれ感じた事が違ってもいい。ゆっくりとじっくりと言葉を交わす、言葉にならなくてもそこで同じ時間を過ごす。その時間が大切なんだって改めて思いました。その空間を作る丁寧さ、私も身につけて行きたいなって思いました。


ホント丁寧が大事。丁寧に暮らして行きたい。何も田舎暮らしをするとか、農業をするとか、そういう事ではなくって、自分の暮らしのひとつひとつを丁寧に考えて、暮らしを自分で作ろうとする事が大切だと思う。自分の気持ちのいい暮らしを実践したい。


そうやって考えて行くと、自分が気持ちの良い暮らしって、一緒に暮らしている家族や大切な友達や街の人達が気持ち良く暮らせている事なんだなぁって思う。
だからやっぱり私はボチボチとだけど自分のやれる事はやりたい。


この2日間、素敵な人に出会って(出会ってはいたけど改めて深く出会ったのもあり)また自分を動かしてくれる事に感謝。


よっし、明日はレッジョ展の時に借りた保育園の椅子を返しに行く旅に行くぞ〜♬


http://cinema.okagesama.net/

2012/3/15 クロージングパーティー

アルティアム『驚くべき学びの世界展』クロージングパーティーでした。
たくさんの方々にお越しいただき、和やかなパーティーとなりました。
このちいさな一歩を今後も紡いで行きたいと思ってます。
きっと、皆さんの営みの一つひとつや、人との出会い、繋がり、色々な要素が紡がれて街は動いているのでしょうね。そのひとつの糸になれたらと思います。
どうぞ今後もよろしくお願いします!



それから個人的な今の想いを少し書かせて下さい。


福岡に来てからの私の第一歩の活動でした。
たくさんの素敵な出会いがあった事に心から感謝です。
それから、一番働いてくれた2歳になった息子ムンムン、かげで支えてくれたじょうクン、イベント中助っ人で茨城から来てくれたじょうクンのお母さん...家族に感謝です。

震災から一年が経ちました。これから日本はどうなってくの?て誰もが考えていると思う。私は答えは簡単で、今の子ども達がそのまま私たちの未来だと考えています。子ども達は私たちの未来。イタリアの人達は皆子ども達は我々の財産だ、宝だと言ってました。彼らにこれからを生きて行く力を養う環境を整えて行く事を、今、真剣に、本気で考えて行かなくてはいけないと思っています。それが私の大人としての『本気の楽しみ』です。

これからもよろしくお願いします!!

2012年3月9日金曜日

2012/3/3 カフェトーク

アルティアム『驚くべき学びの世界展』カフェトークで、『光のアトリエ』と『託児イベント』のお話しをさせていただきました。




話しをしながら、ふっと思い出した事があった。
『チェントロ計画』
チェントロ計画とは、何年も前に絵本仲間達とワイン飲みながらふざけて話してた話し。
イタリアの広場を東京の街中にも作ろう〜っていう計画。
(その頃は皆東京に住んでいたので)


はじめてイタリアは絵本仲間とボローニャの絵本展訪問の旅でした。
私たちはイタリア滞在中たくさんの時間を広場で過ごした。
スケッチしたり、クタクタの体を休めたり、おしゃべりしたり、寝っ転がったり、笑い転げたり、沈黙だったり。
そんな私達の周りでは、おじいチャン達がおしゃべりをして、子ども達が走り回り、若者達がはしゃぎ、それぞれがそれぞれの時間を満喫しつつ、同じ広場に居て、ゆったりと時間が流れてた。


そんなイタリアの広場に魅了された私達は「東京にも広場を作ろう『チェントロ計画!』」なんていう話しをよくしてたのです。ワイン飲みながら。ワインはランブルスコー。


そんな事すっかり忘れていたのだけど、カフェトークで『光のアトリエ』の話しをしていた時に思い出したのだった。
「あ、これってチェントロ計画だ!」
ずっと前の、しかもワイワイふざけて話してたこと。
仲間達も覚えているだろか。
でも私はこうやって、あの頃に思い描いていた事がふっと実現している事が、
ひそかに嬉しくてたまらない今日この頃。
きっと私のどこかに強く根付いていたんだろうなぁ。


そんな訳でとつぜん蘇った『チェントロ計画』
大切にしようと思った。


何年も経って動き始めた『チェントロ計画』
ぼちぼちやって行こうと思います。



2012年3月3日土曜日

2012/3/2 「驚くべき学びの世界展」託児イベント最終日

託児イベント最終日。






子ども達には「驚くべき学びの世界展」の展示自体を楽しむのは内容的にちょっと難しいけれど、「光のアトリエ」と「託児イベント」を通して、子どもにも展示の内容を楽しんで貰えたのではないかと思います。それを願って企画をしていたので、実際に子ども達が楽しんでいると企画して良かった〜っと心から嬉しくなります。




それから保護者の方々もじっくりと展示を楽しんでいただけたのではないかと思います。
お母さんだけじゃなく、お父さんやおじいちゃん、おばぁちゃんで来てくれた方もあって嬉しかった。


自分自身がかなり面白かったので、展示の内容に合わせた託児イベントもまたやってみたいし、大人も子どもも本気で楽しめるカタチを探って行きたい。
きっとイロイロな可能性があるって今回のイベントを通して感じています。
わくわく。


託児イベントのスタッフの紹介は後日させていただきます。


最後に
今回の託児イベントではたくさんのイムズ店舗の方々にご協力いただきました。
ありがとうございました。
11階
デジタルハリウッド福岡 http://blog.dhw.co.jp/fukuoka/
8階
レインボープラザ http://www.rainbowfia.or.jp/
立命館プラザ福岡 http://ritsnet.ritsumei.jp/plaza/fukuoka/
4階
P2&Plants・Plants(ピーツーアンドプランツプランツ)http://www.p2-pet.com/
H PLUS(エイチプラス)http://www.hplusweb.jp/index.html
日産福岡ギャラリー http://www.nissan.co.jp/











2012年3月1日木曜日

2012/3/1 託児イベント3日目

カメラを持ってイムズを探索3日目。




「色を見つけた!!」



「赤」「青」「黄色」「紫」と色を集めていた子。
たくさんの色を撮影をしていました。


撮影をした後は11階のデジタルハリウッドのセミナールームでプロジェクタ内蔵のカメラで、壁や床や洋服や天井に映して遊びます。





この時間は毎回とっても盛り上がります。子ども達はすっかりお友達になってキャッキャと遊び回ります。冒険の後の素敵なひと時です。


デジタルハリウッドの皆様ありがとうございました。

協力
●ジェネラル・イメージング・ジャパン 株式会社(GEデジタルカメラ) http://www.general-imaging.co.jp/
●株式会社 九州インターメディア研究所 http://www.kiml.co.jp/
●デジタルハリウッド福岡校 http://blog.dhw.co.jp/fukuoka/
●ママさんカメラ部 http://www.mamacamera.com/



2012/2/29 イムズの街をカメラを持って散策 託児イベント2日目

アルティアム「驚くべき学びの世界展」託児イベント2日目でした。
カメラを持ってイムズの街を探索!!

今回は子どもの撮った写真をお見せします。あえて説明は書きません。
















子どもの目から見える世界に思いを馳せることで、日常の風景がいつもと違って感じられるような気がしました。

託児を利用して下さったお母さんが感想を寄せて下さいましたが、家に帰ってからも「赤いブーブ見た」とかたくさんお話ししてくれたそうです。「きっと写真を見て一度振り返ったから記憶により残っているのでしょうね。」とお話しして下さいました。

もう少し大きい子になると、写真を撮った時の自分の気持ちや思った事なども伝えてくれるようにもなるという経験談も聞きました。

別々に過ごした時間もこんな風に語り合う事で豊かな対話になりますね。
一緒に見ている風景も違うかもしれない。


明日も託児イベント続きます!!

注:今回はイムズさんや店舗の許可を得て撮影を行っておりますが、普段はイムズ館内の撮影は禁止されております。(店舗によっては撮影可能なお店もあります)

協力
●ジェネラル・イメージング・ジャパン 株式会社(GEデジタルカメラ) http://www.general-imaging.co.jp/
●株式会社 九州インターメディア研究所 http://www.kiml.co.jp/
●デジタルハリウッド福岡校 http://blog.dhw.co.jp/fukuoka/
●ママさんカメラ部 http://www.mamacamera.com/



2012/2/28 光のアトリエinイムズ


イムズの地下2階が今日は一日子ども達の広場に。光のアトリエのはじまりはじまり。
フラフープハウスを作りつつ、一方ではフラフープで遊びつつ、子ども達はそれぞれ興味を持った所で遊び始めます。


私たちが予想していたよりもぐっと集中して遊ぶ子ども達。ぐんぐん遊びに没頭して遊び続ける子ども達。天神の街中ど真ん中で子ども達がこんなに遊び込んでいるという風景がいい。一日のイベントの風景じゃなくて、これが日常の当たり前の風景でも良いような気がしました。


今回のイベントのミーティングを重ねる中で仲間の中で何度も出て来た言葉があります。
「レッジョを真似るのではなくて福岡アプローチを作って行きたいよね。」
「驚くべき学びの世界展」をご覧になったら分かるようにイタリアのレッジョエミリアでは素晴らしい実践がなされています。そこから学んだ事をそっくり真似るのではなくて、私たちの街福岡ではどう実践して行くかを自分達で考えて自分達で作って行きたいと思うのです。なので私達は、福岡の小学校を巡ってフラフープを借りたり、保育園を巡って椅子を借りたり、市役所の方に手伝っていただいたり、分野を越えて様々な立場の大人達が街の大人としてつながるきっかけを作りながら準備を進めてきました。
準備段階がすでにイベントだったのだと思います。私達はただ企画しただけ。あとは街の大人達と子ども達が作り上げたイベントになり、それは私たちが目指していた姿でもあったような気がイベントが終わった今になってしています。



イベントの事前ワークショップを保育園でも行わせていただきました。その保育園の子ども達もたくさん遊びに来てくれました。そういう繋がりをひとつひとつ丁寧に作って行けたらと思います。


学ぶー教える の関係を作りたくない。それも私たちの語らいの中でよく出て来たキーワード。だから「やっぱり遊んでる時には音楽が欲しいよね。」という話しになった時も、
ステージに立ってライブする「演奏するー聴く」じゃないのがいいと思いました。
そんな時に出会ったレインボーズという音楽隊。音楽だけじゃなくて素敵な空間を奏でてくれました。レインボーズの子どもへの眼差しに惚れ惚れします。
子どもが自分で発見する、子どもが自分で気付く、それを邪魔するくらいならアトリエやらない方が良いと思っていたので、イムズで子ども達が何を発見して何をするのか一体何を起こしてくれるのか楽しみでたまりませんでした。
実際、こんなにも子ども達一人ひとりが違う遊び方をして、一人ひとりが遊びに没頭しているという姿は楽しい意外の何物でもなかった。イムズの担当の方からは「新しいイムズの可能性を見たような気がします(苦笑)」とのお言葉をいただきました...
苦笑が気になる所....


そもそもイムズでイベントをやったのは、展示を行っているアルティアムがあるからという単純な理由だけではありません。子どものために作られた場所やコーナーではなくて、街中で子どもが本気で遊んだらどうなるのっていう興味がありました。それはイムズを街と見立てて子ども達が探索するという託児イベントも同じ思い。
苦情が出るかも、迷惑でしょうっていうのはモチロン想定していて、それも含めて様々な立場の人達と一緒に、子どもについて、街について、暮らしについて、今当たり前と思っている日常の風景をちょっと考えてみるきっかけになったらという想いでいます。
イムズの店舗の人達にイベントの話しをして巡るのもひとつのきっかけ作りになるかも。苦情は語り合うきっかけ、考える材料になるんだから、むしろそれが良いでしょ〜なんて勝手にポジティブに動いていた私。
だけど実際に動いてみると協力してくれたり、参加してくれたり、あたたかい眼差しで見守ってくれたりする人達が多くて、それはそれで嬉しい限りの想定外でした。でも様々な視点からの意見を頂けるともっと嬉しいです。頂くというか、様々な視点の方々と語り合いながら一歩一歩やって行きたいです。


イベントに来て下さった方は分かると思いますが、ループエスカレーターの下で、まるで占い師のコーナーのようにやっていたクルクル装置。やえちゃんの作品をエスカレーター下でこんなに楽しく、子ども達がくつろぎながら遊びこめるイベントなんて絶対にない!(本当はど真ん中でやる予定だったのが、映像を映し出す予定のフラフープドームが作れなかっただけという裏事情があるのですが...)それを楽しんじゃうやえチャンが最高です。あと音楽隊レインボーズのパチカを鳴らしていたプノンペンの腕には、パチカの音に合わせて光るというブレスレット。あまり目立たなかったけど、実はじょうクンが夜な夜な針仕事をして作った作品なのでした。夕方からは津田さんが光の三原色ワークショップを密かに開いていたり、フラフープ構築アイディア&担当の井手さん、記録の写真はのの子チャン、実は本気で遊びたい大人達は準備段階から本気で楽しんでいたのでした。
あぁ〜楽しかった!!!
長々書きましたが、とにかく「子ども達最高だったなぁ!!」の一言につきます!!!